書類を書く前に覚えておきたい、退社と退職の違い

正しい意味を覚えておこう

まず、言葉の意味をおさらいすることから始めましょう。「退職」とは、会社を辞めることを指します。そして「退社」は、会社を辞めるという意味と、仕事が終わって会社を出るという、二つの意味があります。

 

そのため、会社を辞めるという意味で使うのであれば、「退職」でも「退社」でも構いません。ただし、組合や公務員を辞めるときには「退職」という言葉を使います。

 

また、口頭で会社を辞めると伝えるときにも、「退職」を使うのが一般的です。これらのことから、何か特別な事情がない限り、会社を辞める時には、「退職」という言葉を用いる方が、無難であると考えられます。

 

 

 

履歴書の職歴欄での注意点

実は企業の採用担当者の話によると、履歴書の職歴欄で「退職」と「退社」を混在している応募者が少なくないといいます。インターネット上の履歴書の書き方マニュアルをみても、この二つの言葉が混在しているものがあるほど。

 

こうしたものを丸写しすると、自分の書類の中にも「退職」と「退社」が混在するという、何とも情けないものになってしまいかねません。自分で意識しながら、あるいは注意しながら書き進めていくようにしてください。

 

自分が履歴書を書くときには、上に書いたような理由から、表記をすべて「退職」で統一することをおすすめします

 

表記の混在は『応募者が記入後に見直しをしていない』、あるいは『それが気にならないほどズボラな性格である』という証明になってしまうので注意が必要です。

 

履歴書で似たようなミスと言えば和暦と西暦の混在。これも合わせて、投函前にしっかりチェックするようにしましょう。

 

 

 

「退社」を使った方がいい場面もあります

会社を辞めるという意味で使うのであれば「退職」が一般的であり無難である、という話をここまでしてきましたが、一方で、「退社」という言葉を使った方が無難である場面もないとは限りません。それは、先方が「退社」という言葉を用いてきた時です。

 

相手企業から書類を渡され、そこにもし、会社を辞めるという意味で「退社」という言葉が使われていたのであれば、それに倣い、こちらも「退社」という言葉を使うようにしましょう。

 

面接などの場でも同じようなことが言えます。例えば採用担当者が、「退社時期はいつ頃を予定していますか」と尋ねてきているにもかかわらず、こちらは頑なに、「10月下旬の退職を予定しております」などと言えば、採用担当者の言葉をわざわざ訂正しているようにも捉えられかねないので非常に危険。

 

相手が使った言葉をそのまま使う、これは印象を悪くしないための一つのテクニック。その場その場で臨機応変に使い分けられるようにしておいた方がいいのかもしれません。

 

 

 

 

 


30代転職のトップ 35歳転職限界説は本当? 転職動機を見つめなおす おすすめ転職サイト