30代が活用できる求人媒体は複数あり、媒体ごとに特徴が異なります。そうした特徴を踏まえたうえで、併用するように心がけてください。
まず、筆頭にあがる「転職サイト」ですが、企業が広告費を払って、求人票をサイト内に公開するシステムになっています。膨大な情報が集まるので、自分の希望条件を事前に登録し、マッチする求人の中から取捨選択するとよいでしょう。
次に「転職エージェント」ですが、キャリアコンサルタントとのカウンセリングを経て、自分の希望と企業のニーズがマッチする求人を紹介してもらうというシステムになっています。
コンサルタントと企業が繋がっており、コンサルタントを通じて企業の情報を教えてもらうことができるため、転職サイトよりも企業情報が得られやすく、ミスマッチも少ないという特徴を持っています。
30代にとっては非常に有効度の高い媒体となるので、ぜひ活用してください。
30代が求人情報を探すために活用出来る媒体には、「ハローワーク」や「求人情報誌」「新聞の求人欄」なども考えられます。居住地域に根差した求人情報が掲載されていることが多いという特徴を持っていますから、身近なところで転職先を決めたいのであれば、積極的に活用すべきです。
転職サイトや転職エージェントには掲載されない、地元の中小企業の求人が豊富なので、併用するのはおすすめです。ですが、キャリア採用というよりは、補充人員の一般採用が多いことも、注意点として覚えておきましょう。
それぞれの求人情報媒体には上に挙げたように、それぞれ特徴・特色を持っています。仕事を探し始めると同時にいくつもの媒体を利用することで、どれが自分に合っているのかを見つけることができるようになる、これが併用するメリットです。
企業は、求人情報を複数の媒体に掲載することもありますが、世の中に存在している求人情報媒体の数は膨大なため、その全てに求人情報を掲載することはできません。
つまり、どれか一つの媒体にこだわって職を探していると、その媒体に求人を掲載していない企業の情報を取りこぼしてしまう可能性が出てきてしまうのです。
それを避けるためには、複数の求人情報媒体を併用することが必須。これは、転職活動に失敗したくないと考える人の常套手段と言えるでしょう。
ただ、転職希望者もこの世の中に存在している全ての求人情報媒体を使いこなすことはできません。少し使ってみて、「この媒体は自分には合っていない」と感じたり、「この媒体は少しおかしな企業が多い」と感じた場合には切り捨てることも必要になってくるはず。
求人情報の取捨選択とともに、それが掲載されている媒体の取捨選択も適切に行うことが求められそうです。
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