転職限界年齢が上昇中?

 転職限界説といわれていた35歳超えが10%から2倍強の23%に達するにいたって、職業選択の自由が加速しているように感じられることは、大変好ましいことです。

 

限界説を大幅に超えた転職の背景

 同じような傾向は転職者の平均年齢にも表れており、2008年時の29歳から2歳上昇の30代の大台に乗りました。転職年齢の平均とか転職限界説とか、転職者にとって後ろ向きのデータに立ち向かう力強いパワーのようなものを感じます。

 

 私個人としては、このように“傾向”を知るためにはいい考え方かもしれませんが、もともと個々人によって学歴も人生経験も、スキルも、そしてスキルの活かし方も違う人たちを一括りにして年齢に“名札”を付けるような区分は、実はナンセンスでもあるように思います。

 

 今回その限界説を大幅に超えた転職の背景には、当然受け皿となる企業のニーズの高まりがあります。つまり、この時企業は転職平均年齢とか、限界説などおそらく気にも留めていないと思うのです。欲しいスキル保有者…それだけです。年齢は二の次、三の次なのです(程度はありますが)。ですからこれから転職しようと決心する人たちは、単なる結果論としての平均年齢等は当てにする必要はないのです。

 

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最後に

 先のリーマンショックでにわかに深刻さを増した企業防衛の意識。同時に、それに動じない、あるいは早期回復を可能にする、さらに市場分析力、先見力等、高いスキル保有者を採用することによって、さらに強固な企業体質(体制)を構築しようとする意識の高まりです。

 

 このような転職前線の上昇は、人材の流動化、スキルの向上と効果的分散、企業体質と戦略の柔軟性等を促進するうえでとても大切なことなのです。

 

 


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