販売業界・流通業界で転職する30代の方は、是非とも販売士資格を取得しておきましょう。販売士検定試験とは、日本商工会議所が実施している公的な検定試験。販売に関する様々な知識を、体系立てて学ぶことができます。以下では、販売士試験の勉強方法・攻略法について紹介をしていきます。
何級が必要?
販売士試験は、1級〜3級までの難易度に分かれています。30代の場合、3級ではほとんど転職の際評価してもらえません。できれば1級まで取得しておきたいものです。
合格基準
2級・3級試験は、ペーパー試験のみです。合格ラインは「科目平均70%以上かつ各科目50%以上」。全体の7割正答できれば、無条件で合格することができます。この合格ラインは、1級の筆記試験でも同じです。1級の場合、ペーパー試験に加えて、面接試験が実施されます。面接対策については、日商が実施している講習などを上手に使っていくようにしましょう。
勉強法
70%も点数を取るなんて…とくじけそうになっている方。ご安心ください。販売士試験には、公式テキスト(販売士検定試験ハンドブック)があります。最も難しい1級試験であっても、70%以上の項目がここから出題されます。合格ラインは70%以上ですから…ハンドブックさえマスターしておけば、100%合格できると言うことになります。時間をかけて勉強していけば、十分突破することができるのです。
ワンポイントアドバイス
販売士試験の勉強をしていく際には、過去問も重視していくようにしましょう。毎回同じような出題があるからです。効率も重視して取得を目指していきたいものです。