30代の転職に建設業経理士が役立つ
30代の転職において重要となるものには、キャリアや実績、そして専門性の高い資格などがあります。
特に近年、転職において企業が重視するのは「即戦力であるかどうか」「専門性の高い業務に適した人材であるかどうか」といったものであるため、専門的な知識を有すると認められた資格保持者は高く評価される傾向にあります。
そこで、転職の際の武器としておすすめなのが建設業経理士です。
建設業経理士とは?
建設業経理士は、建設業の取引を会計処理し、帳簿作成・決算処理をするスペシャリストです。
会計・経理というと、簿記資格を保持していれば行えるというイメージがありますが、建築業の経理は一般企業とはかなり異なる処理を必要とするため、専門の建設業経理士という資格が設けられています。
建設業経理士は1級から4級の難易度があり、年齢や学歴などによる受験制限がないため、誰でも自分の能力や経験にあわせて受験することができます。
また「経審」制度の登録資格のため、転職に大変有利な資格としても知られています。
建設業経理士の活躍の場
建設業経理士の資格は建築業界でその知識をフルに発揮することができます。しかしながら、建築資材を製造・販売している企業や、建築会社と取引をしている一般企業において建設業経理士資格保持者が求められることも少なくありません。
また、経営規模等評価申請(経審)を行う会計事務所や税理士事務所、行政書士事務所などでも、建設業経理士資格保持者の求人を行っていることがありますので、活躍の場は広くなっています。
30代で転職を希望する際には、建設業経理士を取得することで、幅広い分野への応募が可能になると言えるでしょう。