企業が30代を採用するときには、現場では既存社員と比較して業務上即戦力となりうるのかといった経験やスキルチェックと中間管理職として活躍していってもらえるのかといった点を確認し、人事としては会社の風土や組織になじんでいける人材化どうかを確認します。
面接時のポイント
面接を受けるときの態度ですが、すでに面接会場に入る前、会社のビルに入った時点から面接がスタートしたと考えます。
何故なら、会社の受付を通過して部屋に通される時に出会う受付や案内係、すれ違う社員などは面接にきた人としてすでに評価を始めているからです。そして、その人たちの中には、もしかすると選考にかかわる面接官に、口添えができるほどの人かもしれないからです。
実際の面接では面接官は、態度や話方、表情などから誠実さや謙虚さなどを面接の問答の中で確認をしています。面接に臨む態度は、これまでの経験やスキル、マネージメント経験があれば端的に話をします。面接官からの質問には、まずは質問に対する回答をストレートにして、その回答する理由づけを説明していきます。
受け答えは堂々と
回答に戸惑った場合には、おどおどせず、質問の意図を確認するなど明るく自信を持った態度で受け答えをすることが大切です。
度を越して謙虚すぎるのもかえって嫌味になりますし、面接官と目を合わさないのも自身がないのかコミュニケーション能力が低いと思われてしまいます。
回答の中で時には笑顔をみせて、相手に安心感を与えるなどすると、人格的に余裕がある印象を与えることができます。会社の中核として責任ある仕事を任せても大丈夫と思われるため、30代として自信がある態度をみせることが大切です。