あなたはいきなり仕事を辞めますか?転職活動はいつから始めたらよいか

 

あなたはいきなり仕事を辞めますか?
転職活動はいつから始めたらよいか?

  • 30代が退職する3つの理由
  • 退職のタイミングとメリット・デメリット
  • ベストの時期を見極めよ!4つのポイント
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    30代に入ってくると、企業の中で既に重要なポストに着いている方は多いかもしれません。それは、簡単に退職しずらくなっていることも意味します。
    そんな中での転職活動は、より慎重さを求められます。

     

    退職の3つの理由

    転職活動をいつから始めたらよいかは、退職の理由によってまず大きく異なります。
    主な退職理由は、以下の3つが主なものとなります。

    1 - 自己都合退職 自分の都合(キャリアアップ等)で退職
    2 - 合意による退職 希望退職や退職者の募集や、いわゆる肩たたきに応じたもの
    3 - 解雇 会社の都合による退職

    ※解雇による退職(3-の退職原因)は、自分で退職時期が選べないため、即転職活動に入ることとなります。また、退職金、退職一時金や違約金などが支払われたり、雇用保険の即時支給があるため、ここでは詳しく書かないこととします。

     

    自己都合、合意による退職の場合、辞める時期を自分で選ぶことができます。いつ辞めたら良いのか、を考えるために次の項目以降で分析していきます。

     

     

    30代の退職のタイミングと転職に対するメリット・デメリット

    在職中に転職活動を始める、退職後に転職活動を始めるそれぞれに良い点・悪い点があります。それを細かく分析したのが、次の表1です。

     

     表1 : 退職の時期に関係する要素と、それぞれの良い点・悪い点

     

     

    要素 在職中に転職活動を始める場合 退職後に転職活動を始める場合
    時間 時間は足りない情報収集、企業研究の時間が取れない転職が決まっても、早期出社できない多忙になり、疲労が蓄積しやすい残業などスケジュールが組みにくい新しいスキルを磨く時間が足りない 時間は取れる情報収集、企業研究に十分時間をかけられる転職が決まったら、即勤務開始できる心身のリフレッシュの為の時間が取れる面接、試験のスケジュールが組みやすい生活が不規則になりやすく、自己管理が難しい新たなスキルや資格を習得する時間がある
    収入 給与あり ほとんどの場合無収入退職金 雇用保険の支給あり(※注意事項有)
    情報 転職活動は会社に隠さなければならない良い情報を得ても、迅速な行動が難しい 人脈を使った転職活動に有利良い情報を得たら、即行動できる
    意欲 気持ちの切り替えが難しい仕事の感覚は変わらず 転職活動に集中できる失業状態が続くと、意欲が減退しやすい仕事の感覚が鈍りがち
    手続 転職に伴う手続きは、自分でしなくともよい 転職に伴う手続きは、自分でしなくてはならない
    (住民税は前年の収入にかかるため要注意)

    表1の転職活動に使える時間の項目では、退職後の転職活動が有利、収入面では、在職中の転職活動が有利に働くことがわかります。

     

    それ以外の意欲の継続や生活時間の自己管理については、自分であればどの程度の期間続けられるか、考えてみることがまず必要となります。
    雇用保険を始めとして、健康保険や社会保険(年金)、税金に関する手続きは、この機会に1からやってみて、慣れておくことをおすすめします。

     

    ベストの時期を見極めよ!30代の転職4つのポイント

     

    ここでは、退職のタイミングを見極めるために4つの要素 ボーナス、仕事の引き継ぎ、有給消化、退職金・失業保険と預貯金の面からベストの時期を分析していきます。

     

    ≫ボーナス 
    おそらくここを読まれている方や身の回りで、「ボーナスを貰って辞めた。」という方はいらっしゃるのではないでしょうか。働く者の権利ですから、貰ってから辞めて何の問題もないです。
    ただ気をつけなければならないことは、ボーナスの査定が決まる前に退職の旨を申し出ると、ボーナス査定が減額されることを考えておかなくてはなりません。
    ボーナス後、会社の決算前1〜3月と7月〜9月に企業の雇用情勢が活発になるため、ボーナス支給の前後に転職活動を本格的に行うことも大切です。

     

    ≫仕事の引き継ぎ
    今後の事を考え円満退社するには、繁忙期を避けて仕事の引き継ぎをすることが必要です。1〜2ヶ月前に退職を申し出て、引き継ぎや残務整理、ご挨拶等必要なことを終えられるか計算が必要です。

     

    ≫有給の消化
    引き継ぎなど残務整理は終えてから取得することも、円満退社につながります。

    例 :
    7月のボーナスを貰って9/30に辞めるとします。有給は20日残っているとします。(2013年のカレンダーより)

    7月中に退職の申し出
    8/1 仕事の引き継ぎ開始(約1ヶ月)
    8/31 有給消化開始(土日祝日を引く)
    9/30 退職日 となります。

     

    ≫退職金・失業保険
    退職金はおおよそ1ヶ月以内(法律では請求から7日以内)、失業保険は退職後4ヶ月目から支給されます(自己都合退職)。

     

    ≫預貯金
    最低で3〜4ヶ月の生活費が必要です。家族がいる場合など、状況により異なります。

     

    転職して勤務を始めるにも、様々なコストが掛かります。4ヶ月分の預貯金+退職後90日分支給される雇用保険が元手なら、ギリギリでも半年が転職活動期間となります。

     

     

    まとめ

     

    退職後に転職活動を始めるのであれば、手持ちの資金から転職期間を計算しなければなりません。

     

    在職中に転職活動を始めるのであれば、転職活動+通常の業務+引き継ぎのスケジューリングが必要です。情報収集や企業研究、そのために人と会うなど、土日祝日を使える日もあるでしょうが、試験や面接は平日が多いと思われます。

     

    転職したいという意欲の継続や、日常生活の自己管理を考えると、転職期間は3ヶ月位を1クールと考え、区切りをつけるのがよいでしょう。

     

    例外はエグゼクティブ職の場合など、下準備を含め在職中であれば半年〜1年という転職期間も普通にあります。その間仕事をせずに活動しているとは考えにくいです。

     

    多少心身に疲労が溜まっても、3ヶ月の転職期間はあっという間に過ぎるはずです。資金面でリスクの少ない在職中の転職活動をお勧めします

     

     

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